孤独死はいつ起こるか分かりません。

親族で孤独死があると、葬儀、特殊清掃、遺品整理の手配、警察の事情聴取や死亡届の提出などさまざまなことをおこないます。

 

さまざまな手続きや業者の手配をおこなっていると、肉体的にも精神的にも大きな負担がかかってしまいますよね。

忙しさによる負担を少しでも軽くするため、そして遺族を思う時間を作るためにも、ぜひ特殊清掃や遺品整理の依頼をご検討ください。

 

 孤独死の発見から遺品整理までの対応

孤独死が発見されると、発見者は状況に応じて救急車や警察を呼ぶ必要があります。

病院の中で亡くなるケースとは異なり、亡くなっていることが分かった場合は警察の指示により死亡届を提出することになります。

 孤独死の現場でおこなうこと

現場では警察によって事件性がないこと、自殺ではないこと、死因は何だったかなどを詳しく調査します。

また、このとき三親等、つまり亡くなった方の孫の代まで可能な範囲で連絡を取り、事情聴取をおこないます。

 

事情聴取といっても犯罪者であることを疑われるわけでありません。

「亡くなった方に持病があったかどうか」

「亡くなった方とどのくらい連絡を取っていたか」

など死因を特定するための聞き込みをおこないます。

 

また、現場の様子などを詳しく調べ貴重品など財産になるものは警察で一時的に預かることになります。

 

 孤独死の連絡を受けても数日待つ必要があります

孤独死で亡くなった方のご遺体は警察で一時的に引き取ります。

警察では、事故で亡くなったのか、自然死なのかなどを詳しく調べることになります。

ご遺体の状態を詳しくチェックする「検案」、ご遺体を解剖して死因を特定する「司法解剖」などを現場やご遺体の状態に応じておこないます。

 

ご遺体の引き渡しは数日かかります。

冬場は2~3日程度、夏場は1~2週間程度のケースが多いですが、腐敗が進んでいるとそれだけ原因の特定も難しくなります。

 

また、警察の許可が下りるまでは室内の入室もできなくなります。

待っている間に自分でできることを進めておきましょう。

 

 孤独死の連絡を受けたら自分でおこなうこと

警察からの連絡を待っている間に業者手配をおこないましょう。

この段階で選定する業者は

 

  • ・葬儀
  • ・特殊清掃
  • ・遺品整理

 

の3つになります。依頼の連絡をする際は以下の点に気をつけてください。

 

葬儀会社

 

故人が生前に葬儀の準備をしていた場合もあります。

互助会に入っていれば積立金から葬儀費用を負担できますので入っていないか確認しておきましょう。

特殊清掃

 

特殊清掃に依頼しようとしても警察の入室許可が出るまでは業務ができません。

そこで、孤独死で亡くなった方向けの定額プランを扱っている業者に連絡をとることをおすすめします。

 

定額プランでは孤独死の対応に必要な

  • ・強力な脱臭
  • ・体液や糞尿のついた床や家財の除去
  • ・害虫駆除

 

などの業務をまとめて定額で依頼できるからです。

また、事前に連絡しておくことで入室許可が出た際にすぐ対応してもらえるメリットもあります。

 

遺品整理

 

亡くなった方が残したあらゆる遺品を長期間放置しておくわけにはいきません。

また、公共料金や携帯料金などの定期的な支払いも解約する必要が出てきます。そこで、早い段階で遺品整理の業者に依頼しておきましょう。

 

特殊清掃の会社でも遺品整理をおこなってくれますが、業者によっては遺品をすべて処分してしまう業者もいるので業務内容は事前に打ち合わせておくのがおすすめです。

 

また、現金や通帳、身分証や携帯電話などの貴重品は警察が現場調査の際に探し出し、一時的に預かってくれています。

 

死亡届の提出

 

死亡届の提出は、警察からご遺体が返ってきたらおこなうことになります。

病院で亡くなった場合とは異なり、警察から「死体検案書」という書類を受け取る必要があります。

この死体検案書には、警察がご遺体を調べ、「いつごろ、どうやって何が原因で亡くなったか」が詳しく書かれています。

 

遺品整理・特殊清掃はあなたの負担を和らげる手段

遺品整理や特殊清掃は、孤独死の対応をおこなう上でとても大切な手段です。

親族が孤独死で亡くなったという連絡を受けると、警察の事情聴取や死亡届の手続き、葬儀の手配などをおこなわなければならないため急激に忙しくなります。

つまり、亡くなった方へ思いを寄せる余裕が無くなってしまうのです。

 

特殊清掃や遺品整理は、このような負担を大きく減らすことができる手段です。

特殊清掃をおこなえばご遺体から発生する死臭や害虫をきれいに除去してもらうことができますし、遺品整理を依頼すれば不用品の処分や貴重品の買取までおこなってくれます。

 

どのくらい対応してもらえるか不安な場合は、ぜひ遺品整理士認定協会までご連絡ください。

できる限りご希望にお応えできる優良な業者を紹介することができます。

 

 

 孤独死の遺品整理にかかる費用の目安<

遺品整理や特殊清掃の費用は、作業をおこなう現場の広さによって決まります。

とくに特殊清掃は、現場の状況によって専門の器具を使うケースもあるため業務内容によっても変化します。

しかし、特殊清掃や遺品整理の依頼は、人生でそう何度も経験するわけではありません。

実際、費用が一体どのくらいかかるのかイメージしにくいですよね。

ここでは、当協会に加盟している業者の事例から、遺品整理と特殊清掃の相場をまとめました。

 特殊清掃の費用目安

特殊清掃は「作業内容」と「現場の広さ」に応じて以下のように費用を計算します。

前述の定額制プランで依頼できる業者に依頼すれば、必要な作業だけをまとめて5~8万円程度に抑えることができます。

 

サービス内容 作業費用
床上清掃 30,000円~
浴室清掃 30,000円~
消毒剤、除菌剤の散布 10,000円~
汚れた畳の撤去 1枚:3,000円~
オゾン脱臭 1日:30,000円~
汚物撤去 20,000円~
害虫駆除 10,000円~
作業員の人件費 20,000円~

(当協会の利用実績から算出 2020年時点)

 

定額制プランなど料金を抑えて依頼をおこなう場合は、トラブルを防ぐために「どこまで対応してもらえて、何ができなくなるのか」といった細かい業務内容を確認しておきしょう。

 

 遺品整理の費用目安

遺品整理は基本的に現場の広さごとで料金を設定しています。これはプロならではの器具を扱う特殊清掃とは異なり、整理する部屋の広さに応じてスタッフを手配するためです。以下の料金表を確認すると、一人暮らしの方なら10万円程度が相場だと理解しておくとよいでしょう。

 

部屋の間取り 料金の目安
1K 30,000~80,000円
1DK 50,000~120,000円
1LDK 70,000~200,000円
2DK 90,000~250,000円
2LDK 120,000~300,000円
3DK 70,000~200,000円
3LDK 170,000~500,000円
4LDK~ 220,000~600,000円

(当協会の利用実績から算出 2020年時点)

 

 費用は業者に相談するのが吉

急に親族がなくなり、「遺品整理や特殊清掃をしましょう!」となっても高額な費用を払うのは金銭的につらいものがあります。

業者によっては、分割払いで対応してくれたり、クレジットカードで費用の支払いができる場合もありますので費用については相談してみましょう。

また、故人が保険に加入していた場合は孤独死で亡くなった場合のプランに加入している可能性もありますので、保険の契約書などがあれば確認しておくのもよいでしょう。

 

 遺品整理・特殊清掃業者を探すにはこの4つを調べればOK

遺品整理や特殊清掃の業者には、高額な費用をとっても適切に業務をおこなってくれない業者もいます。

また、「死臭の完全除去をおこなってくれない」「ご遺族への対応や態度が雑だった」というケースもあります。こうしたトラブルを避けるには以下の4つに気をつけて業者を選びましょう。

 相見積もりを取る

相見積もりによって業者の料金を比較することで、さまざまなメリットがあります。

見積りを依頼するまでの態度、どこまで対応してくれるのか、こちらの要望をどのくらい聞いてくれるのかなど、安心して依頼するための比較材料をたくさん得ることができのです。

 

また、見積もりの明細は必ず確認しておきましょう。見積りの明細がはっきりしていると、どの作業をしてくれるのか、またどの作業にどれだけ費用がかかったのか知ることができます。

「特殊清掃・遺品整理一式」など明細はっきりさせずひまとめにしてしまっているい場合は、業者が想定しない事態になった際追加料金を請求されることがあります。

 

 適切に遺品整理をしてくれるか確認

 

ほとんどの特殊清掃は遺品整理も同時に対応することができます。

しかし、「遺品整理」という名目で遺品をすべて処分してしまう業者もいるのが現実です。

遺品整理でどこまで対応できるのか確認し、状況に応じて特殊清掃と遺品整理の業者を別々に選ぶのもよいでしょう。

 

 資格・許可の所持を確認

 

遺品整理は基本的に不用品を処分し、必要な物を残す作業です。

一方、業者によっては価値のある遺品を見抜き、買い取ってくれたり、通常では対応できない自動車の処分もおこなってくれます。

 

業者がこれらをおこなうには、専門の資格を持っている必要があります。

資格や許可証の所持は業者のホームページなどで確認することができますので、依頼前にチェックしておきましょう。

 

 接客態度を確認

 

特殊清掃や遺品整理は、亡くなった方に対しておこなう作業ですから、亡くなった方への尊厳を大切にしてくれる業者に選びたいものです。

連絡の際に傷つくような言動や不快な言動をとる業者には依頼したくないものですよね。

また、こちらの希望に応えてくれるか、対応の丁寧さはどうかなども業者を選ぶポイントになります。

 

 1回の連絡で3社以上の業者を比較する方法、あります

 

前述のように孤独死の対応は急激に忙しくなります。

これまで上げた4つのポイントをすべてこなして業者を選ぶのは非常に難しいことです。

 

そこでぜひ、遺品整理士認定協会に相見積りをご相談ください。

当協会では、全国の遺品整理業者から過去にクレームがなかったか、追加料金をとらないかなどの厳しい審査で選ばれた優良な業者が加盟しています。

 

また、お電話ひとつでご希望に応えられる業者を複数ご提案し、その中から納得できる業者を選ぶことができます。

もちろん、特殊清掃の対応ができる業者も加盟していますので、予算や遺品の細かい扱いなど、ご希望はお気軽にお伝えください。

 

 孤独死の対応と遺品整理の依頼、私はこうしました

 

実際に親族の孤独死を体験した方でも、遺品整理を利用したかどうかに大きな差があることがわかります。

編集部では、実際に親族の孤独死体断を募集し、実際に対応した事例をまとめました。

 

 孤独死は突然おこります

 

2年前の10月18日の夜(推測です)、入浴中に溺れてしまったようです。

翌日19日の18時頃に用事があり電話しましたが連絡が取れず、あとで着信に気付いて連絡してくれるだろうと思っていました。

でも夜になっても連絡が来なかったので、また次の日に連絡すればいいやと思いその日は就寝しました。

10月20日の10時頃、再び電話をしましたがやはり連絡は取れず心配になって祖母の家に行きましたが、玄関は内鍵がかかっていて渡されていた合鍵では開けることができませんでした。

たまたま祖母宅の近所のおじさんが来てくれて、どこか開く窓はないか一緒に探していたところ、鍵が浅くひっかかっていた窓があり、窓をガタガタ揺らして鍵を開け部屋に入りました。

中に入るとリビングとダイニングの電気はついた状態でTVもつけたまま、直感的にお風呂だと思いそのまま向かったところ、浴槽内でうつ伏せになっている祖母を発見しました。

 

(30代・女性)

 

亡くなってから3日ほどになります。

週に2回ほどヘルパーさんに自宅に通ってもらっていましたが、連絡が取れずに心配になって
駆けつけてもらいましたが、そこで発見したそうです。

まずは、救急車を呼んでもらいましたが、すでに死亡をしていることは確定的だったため
すぐに葬儀屋に連絡をして、葬式の手配に動いてもらいました。

 

(30代・男性)

 

 孤独死の発覚からは毎日対応することが……

 

アパート暮らしで孤独死。近隣に腐敗臭が広がり、その臭いで通報があり、不動産屋スタッフと警察官が訪ねて発見されました。

死後1週間程度たっていたようです。室内の布団の上で亡くなっていました。

警察から電話があり、警察署にて身元の確認をしました。

事情聴取のようなことをされましたが、ずっと疎遠だったので話せることはありませんでした。

法医解剖後、事件性はないと判断されたので、遺体を引き取り火葬しました。

 

(30代・女性)

 私は遺品整理を利用してこうなりました

 

自分で片付けるのは時間的、精神的、身体的に無理でしたので、全て片付けてもらい非常に助かりました。

しかし、会社を厳選する余裕などなく、相場もわからず、金額やサービスが妥当だったかわからなかったです。

 

(30代・女性)

 

遺品整理には業者を呼びました。訪問してもらい、茶道具などの骨董品を良い価格で引き取ってもらって助かりました。

こちらには価値がわかならいので、危うくゴミで捨てるところだったのをお金に変えてくれて感謝しています。

 

(30代・男性)

 

 まとめ

親族が孤独死で亡くなったら、まずは警察により調査がおこなわれますので警察の指示に従いましょう。

ご遺体は調査のため警察で数日間だけ引き取られるため、待っている間に葬儀や特殊清掃、遺品整理の手配をおこなうことをおすすめします。

特殊清掃・遺品整理を選ぶ際は、優良業者を複数ご紹介できる当協会へぜひ相見積りをご依頼ください。

 

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